エンジニアはプログラマーとしてキャリアを始める人がたくさんいますが、具体的にどんなキャリアパスを描いておくと良いでしょうか。キャリアアップを目指す上でもキャリアパスをしっかりと立てておくことや達成のために工夫や努力をすることは重要です。
働き始めてから最初の1年から2年はほとんどのプログラマーにとって見習い期間のようなものです。そのため、たとえ知識があったとしても開発工程を任されることはほとんどありません。多くの場合はテスト工程や開発工程の一部分だけを任されることになるでしょう。テスト工程は仕様指示があるため、初心者でもそこまで難しくありません。次第にコーディングの一部を扱うようになるかもしれませんが、経験豊富な人と一緒に働くことがほとんどです。
多くの場合、開発工程に携わることができるのは3年以上現場での経験を積んだ後になります。一人前のプログラマーと呼べるのはこの段階になってからです。コーディングに慣れてくると、規模の小さいプロジェクトでリーダーを務めることもあり、自身がバリバリと仕事をすることももちろんですが、後輩の育成にも携わるようになります。
経歴を5年以上積んできたプログラマーはキャリアアップについて考えると良いかもしれません。5年以上のキャリアを持つのであればキャリアアップ転職を考えるのにも良い頃合いと言えます。マネジメント方面に進むのかスペシャリストを目指すのかもこの頃までに決めておくと良いでしょう。